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常盤響の週刊ニューエロス。013


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ニューエロス 第13号

2013.3.16

責任編集、全撮影 常盤響

表紙モデル 真白希実

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▼目次

・nico nama gravure #004 滝沢いおり

・ニューコラム013 「僕のカメラ遍歴」

・煙草を吸う女 ~The Girl Who Always Smokes.~ ・お知らせ、編集後記


nico nama gravure #004


ニコ生グラビア 第4回 モデル 滝沢いおり 2013年3月9日撮影 新宿ニューエロススタジオから初のニコ生中継でしたが、いかがだったでしょうか? 前回までの会議室での撮影とは違って、リラックスした雰囲気でよりエロく撮影出来たように感じます。やっぱり、ソファとかベッドとかあった方がポーズにも自由度がありますしね。 さて、今回モデルだった滝沢いおりちゃん。最初スタジオに現れた時はちょっと緊張気味だったんだけど、話してたらすぐにリラックスした感じになってくれて、トーク内容的にもエロスで良かったんじゃないでしょうか? 撮影も公開撮影で撮ったとは思えないくらい、いい感じだったのでたくさん掲載することにしました。いおりちゃん的には、もっと過激な衣装をたくさん着たいって言ってくれたので、リクエスト次第では過激な衣装の企画を作ってまた撮影したいですね。 ニューコラム 013

「僕のカメラ遍歴」 写真を撮り始めて16年目に入る。年齢を考えると別に撮影歴が長いとは思えない。31歳の時にはじめてカメラを買ったので遅いくらいだ。 1997年の春、はじめて一眼レフのカメラを買った。写真を撮りたかったわけではない。その頃僕は駆け出しのグラフィックデザイナー(そちらの方も遅いスタート)で、はじめて書籍の装丁を頼まれて悩んでいた。その本は阿部和重さんの3作目の小説「インディヴィジュアル・プロジェクション」で、その装丁の写真を撮るためにカメラを買ったのだ。 その辺りの経緯はいつかまた書きたいと思うのだけど、その時もカメラマンを他に頼む予算が無いので、自分で撮る為にカメラを買ったのが理由だった。それで、とにかく安いカメラというだけだった。カメラを買う前に撮りたい写真のイメージがあって、それがフィッシュアイで歪んだ写真だったので魚眼のレンズは必要で、それを含めて一番安価な選択がペンタックスだった。 最初に買ったのは、35mmのフィルムカメラ、ペンタックス MZ-5とフィッシュアイズーム17mm-28mmの組み合わせ。値段は忘れてしまったけど、合わせて10万円しないくらいだったような気がする。とにかく最初は、その初心者向けのフィルムカメラを使い倒していた。17mm-28mmのフィッシュアイレンズもいい塩梅にローファイで、初期の作風における質感はこのレンズによって決定されたような気がする。 その後、単焦点のフィッシュアイ16mmを購入。しばらくはフィッシュアイのレンズしか持って無かったけど、ずいぶんそれで仕事をしていたのだから、いま考えると驚きですな。さすがに魚眼じゃないレンズも必要になって、43mm F1.9という良いレンズを買ったけど、カメラはずっとMZ-5だった。 次に買ったのは、出たばかりのペンタックス645N。はじめての中判カメラだったんだけど、自分的にはあまり馴染まず、次のカメラを買うと友人にあげてしまった。次のカメラというのがデジタルに変わるまでの間、そしてデジタルに変わってからも、しばらくはメインのカメラとして活躍してくれたコンタックス645。今までのカメラ人生で、一番といえるくらい好きなカメラだった。レンズは標準の80mmと一番広角な38mmの2本だけ。 35mmの方は、MZ-5がボロくなって来たのでペンタックスMZ-S、そして高かった割にほとんど使った記憶の無いコンタックスN1。これがフィルム時代の一眼レフの全て。 番外編として、リコーの超広角コンパクトカメラGR21。コンパクトカメラでは、未だにこれを超えるカメラは出ていないと思うくらい愛用した。デジタルでもこの画角の単焦点を出して欲しい。 デジタル時代になって最初に手に入れたのは、コダックDCS Pro14nというフルサイズカメラ。感度が悪く、暗いところでのノイズの入り方がひどかった。でも、フィッシュアイや超広角が使いたかったため、フルサイズのデジタルが必須だったので仕方がなく。ただ、コダックのポジフィルムを愛用してたので、コダック的な発色は好みだった。 次に買ったデジタルは、中国でのロケ中にコダックが壊れて急遽北京で購入したニコンD70。コダックがニコンマウントだったので、ニコンのカメラになったというわけ。代打だったのであまり使用した記憶は無い。 次に買ったのがキャノンEOS 5D。大きく重かったコダックから、一時ニコンD70に変えたせいで軽いカメラが欲しくなり、小型のフルサイズとして登場した5Dをすぐに買った。海外や地方のロケが多かったので、機動性が良く重宝したカメラ。この頃よく使っていたレンズは、シグマの単焦点14mm F2.8。ニコンでもキャノンでも、それぞれのマウント用のものを買っておけば、同じテイストで撮影出来るのが大きな理由。フィルム用のペンタックスマウントも含めて3台持っていた。 コダックはすっかり使わなくなっていたけれど、ニコン用のレンズも使いたくて買ったのがニコンD3。その約1年後、発売されてすぐに買ったキャノンEOS 5Dmark2と共に、用途によって使い分けるという感じだった。 今は、結局キャノンEOS 5Dmark2をメインで使っている。そろそろ買い替えの時期というのはわかっているのだけど、今までの内容からも見て取れるように、僕はカメラやカメラメーカー、レンズメーカーに対して特に思い入れは無い。「その時必要だから」みたいな理由で買うので、使用するメーカーもころころ変わる。なので次のカメラも決めあぐねている。今の仕事の感じからすると、キャノン EOS1DXがいいような気もするけれど、もう少し軽いカメラでもいいようにも思うし…とぼんやり。 そうそう、今まで「このカメラが欲しい!」って強く思ったカメラは無いのだけど、1台だけすごく欲しいカメラがある。ライカ Mモノクローム。モノクロ専用のフルサイズデジタルカメラで、欲しいレンズも含めると結構な金額になる。しかも、現状でそのカメラを使用するような仕事は自分にはほとんど来ないし、純粋に作品を撮るカメラになってしまう。 今までのカメラでは、「あのカメラを買ったら、こんな作品を撮ろう」なんて考えた事が無かったのに、ライカ Mモノクロームを使って撮るとアイデアが色々湧いてくる。最近は物欲が無くなっていたけれど、久しぶりに「あー欲しいなぁ…」なんて時々思っている。 The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。

撮影の合間に煙草を美味そうに吸う。 たくさんの下着の中から、あまり下着としては役に立ちそうも無い ほとんど透けている小さく薄い布切れのようなものを身につけて あでやかな赤い肌襦袢を羽織る。 でも、結局ほとんど脱いでしまった。 model : ウララ 編集後記

暖かくなってきたのはいいけれど、花粉とか黄砂とかPM2.5とかいろいろなものが空中を飛び回っていて、すっかりやられてしまっています。

花粉症ではあるのですが、その年によってヒドい時とさほどでもない時がありますが、今年は間違いなくヒドい年なわけです。

撮影中も鼻をグスグス言わせながらやってるので、エロい事も二の次になってしまいますね。

最近はよく効く薬もあるみたいなのですが、薬を飲むと頭がポヤーンとして眠たくなるので仕事中は難しいわけです。 --------------------------------------- ニューエロス 第13号

2013年3月16日発行

責任編集、全撮影 常盤響

協力 東川昌弘 ---------------------------------------

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