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ニューエロス 第60号
2014.02.8
責任編集、全撮影 常盤響
表紙モデル つるのゆう
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▼目次 ・new eros pictrial #008 Orange Pink model : ルカ ・ニューコラム 059 「福岡で縄文と親しむ。」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 ・お知らせ、編集後記
new eros pictrial #008 Orange Pink
モデル:ルカ 2009年10月20日撮影 ニューコラム 059 「福岡で縄文に親しむ。」 福岡に引っ越して2年半が過ぎましたが、近隣で訪れていない場所は沢山あります。今、東京は吹雪ですが、今週の前半の福岡はとても暖かでした。ちょうど東京から福岡に遊びに来た友人と一緒に福岡近郊にある縄文を巡りました。 まずは北九州の手前、遠賀郡の芦屋町山鹿にある芦屋町立民俗資料館へ。
今開催されている、山鹿貝塚展では、近くの山鹿貝塚から出土した縄文時代のシャーマンの人骨が展示されているのです。 1965年に発掘されてから、保存の為に16年ぶりに公開されたそうで、とても3000年以上前の人骨とは思えない状態の良さでした。真ん中に赤ん坊の人骨を挟んで二人の女性の人骨が埋められていたそうです。腕輪や首飾りなどの装飾品を身につけている事からシャーマンだったのだろうと言われています。
↑このように埋められたのではないかとの説明イラスト。
帰りに宗像大社に寄りました。本殿は改装中でしたが節分の前日ということもあってなかなかの賑わいでした。
次はぐっと南下して熊本へ。熊本県山鹿市の山鹿市立博物館へ向かいます。このあたりは古墳が多く、肥後古代の森と呼ばれているらしいです。
博物館手前にあった石人の象。石人の左下にちゃっかり写り込んでるのは・・・
??? 石人の素朴さとは違った趣の象が。縄文人でしょうか?
博物館を見学してから目指すチブサン古墳へ。諸星大二郎の「妖怪ハンター」で比留子古墳として登場する古墳ですが、装飾古墳の中でもかなり古くに発見されたもので、印象的な壁画で有名です。家から車で1時間ほどで行けるとは思いませんでした。
古墳の脇にある入り口から中を見せてもらったのですが(残念ながら撮影は禁止でした)描かれている壁画はこれまで見たどの古墳よりも色が鮮やかでした。
古墳の外に設けられたレプリカ。左の丸の中に点がある図が乳房をイメージする事からチブサンと呼ばれたらしいです。右にかかれた三本の角の生えた人物?がかわいらしい。
こちらは近くにあるオブサン古墳。天気の良いおだやかな日だったので古墳巡りも楽しかったです。
この後、車で少し行った熊本県立装飾古墳館に向かいました。
装飾古墳館屋上からの眺め。古墳群の中にたてられています。今も発掘調査が続けられています。
近隣の代表的な装飾古墳のレプリカを見たり、発掘された素朴な顔を見て楽しみました。
↑素朴
↑素朴 帰りに、縄文ではありませんが、近代の遺跡とも言える志免鉱業所竪坑櫓に寄って、福岡近郊縄文を巡る旅を終えました。
↑高さ50m近い異様な姿。
The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。
model : natsu
編集後記 今、東京の部屋でこの後書きを書いています。窓の外は吹雪。シーンとしています。春からは色々と自分を取り巻く状況が変わってきそうなのですが、不安でもあり楽しみでもある感じです。暖かくなったら色々作品をつくって行こうと思ってますので、グラビア以外でもモデルやってみたい人はお気軽にご連絡下さいね。よろしくお願いします。
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