常盤響の週刊ニューエロス。111
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ニューエロス 第111号 2015.01.31 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル 田中まな ------------------------------------------------------------
▼目次 ・new eros pictrial #055 pear comport. model : 田中まな ・ニューコラム #099 「岐阜でのイベントとか翌日とか。」 ・大野ケイスケの0721文 「エロ本自販機」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 ・お知らせ、編集後記
new eros pictrial #055 pear comport.
モデル 田中まな
前回のminkさんに続いて、今回のモデルさんもムチムチ系の田中まなさん。洋梨みたいな体型とアンバランスな童顔が可愛かったです。前回のminkさんも今まで反応がなかった人にリツイートされたりファボられたりと反応が良かったのですが、最近はムチっとした女子の人気も高まっているみたいです。ムチフェスなんてイベントも盛況みたいですしね。まなさんもムチフェスなどに自作のロムなどを出品してるらしいですよ。後学のために行ってみようかな。
ニューコラム #099
「岐阜でのイベントとか翌日とか。」
先週の土曜日のニューエロスは岐阜で更新した。半年ぶりの岐阜はやっぱりホームタウンのような暖かさで迎えてくれた。 1月24日、朝8時頃家をでる。旅の前はいつもそうなんだけど、月曜日に渡さなければならないデータなどを徹夜で仕上げて、相変わらずのバタバタしたまま出発。福岡の地下鉄赤坂駅までは徒歩10分ほど。赤坂駅から空港までは一本で10分少々。いつも思うけど、空港に関しては福岡はすごく便利だ。 いつもはANAで名古屋に向かうんだけど、今回はLCCのjetstarを使った。値段はかなり違うんだけど、朝の便と夕方の便しかないのが難点。なので、ずいぶん早く家を出る羽目になった。 福岡空港では定番のかしわおにぎりとお茶で朝食。9時40分にフライトで中部国際空港へは10時55分到着。空港からは名鉄の特急で岐阜まで約1時間。12時半頃名鉄岐阜に到着。いつもよりかなり早かったんだけど、佐久間パイセンが迎えに来てくれた。一緒にopusへブラブラ歩く。 opusではまりちゃんがイベント用のフードの仕込みをやっていた。佐藤くんが買ってきたパンとopusの美味しいコーヒーを頂いて夕方までダラダラ。レコード聞いたり。これがまた楽しい時間。 夕方、パイセンとホテルへ向かいチェックイン。そのまま少し仮眠。 18時に起きてopusへ。イベントはもう始まっていてパイセンがDJをしてた。ほどなく細田さんもやってきて、お店もお客さんが増えてくる。自分の出番が終わって、キレキレの細田さんのDJを聞いてたらだんだんテンションが上がってきて、けっこうお酒を飲んでしまった。 いつも様々な企画があるopusのイベント。今回は佐久間パイセンと細田さんの二人会「浮気なぼくら」のゲストという形だったんだけど、最初の企画は、普段あまりDJではかけないけれど、すごくはまった音楽ってことで、70年代後半から80年代前半の日本のパンクニューウェーブのレコードを何枚かかけた。具体的にはNON BAND、フリクション、タコ、INU、有頂天。 細田さんの誕生日を祝ってお笑いレコード道場。こんな風にお客さんを交えながら盛り上がれて、毎度岐阜でのパーティは楽しい。あっというまに0時になって終了。 そのまま居酒屋「どくだみ草」で2次会。こちらも20名くらいが参加して4時まで飲んで話して。 早朝にまだ飲み足りずに駅前のすき家で牛皿と大根おろしをつまみにボンさんとビールを何本か。 ホテルに戻った頃は空が明るくなっていた。 1月25日。13時頃まで寝てしまう。とっくに起きて待っていたパイセンと歩いて柳ヶ瀬にあるゴールデンチキンへ。先に来ていたボンさんミカちゃん夫妻と合流。ビールとチキン、スープカレーで満腹。食後opusでコーヒーとスイーツをご馳走になってまったり。夕方にパイセンとボンさんと三人で小料理屋さんのおふくへ。ここも岐阜に来ると毎回顔を出しているお店。男子トークに花が咲きながらたくさんお酒をいただく。21時頃、これまたいつもの三日月バルへ。opusの品出しを終えた佐藤くんも合流して賑やかに。23時過ぎに解散してホテルへ戻る。 1月26日。10時にチェックアウト。まだ早いので、とりあえず、opus近くのコメダでコーヒーとモーニング。12時過ぎにopusへ。この日はお店はお休みなんだけど、オムライスを作ってもらってお昼。それから、出発までレコードの話なんかをしながらコーヒーを飲んでダラダラ。帰る前のこの時間も岐阜での大好きな時間。15時過ぎに岐阜駅まで佐藤くんが送ってくれて、名残惜しくお別れ。 18時前の飛行機で福岡へ。駅から家への道すがら、適当なラーメン屋で夕食。入った瞬間客が誰もいなかったけど、それも納得という味だった。家について一息ついてると、眠たくなってウトウト。夜中に起きてどうしようか、迷ったけど、レオネオに行って寝酒代わりに一杯、二杯。 それにしても、岐阜のみんなの暖かさに感謝しっぱなしの三日間だった。 今度は夏前に行きますので、また遊んでくださいね。
大野ケイスケの0721文
「エロ本自販機」
高校を卒業する直前、大学受験は全部失敗していたから浪人決定で、特に何をするでもない時間を過ごしていた時、親友のM君と「エロ本の自動販売機」を探そうということになった。当時(90年代初期)でも「エロ本自販機」は既に珍しい存在だった。とはいえ、千葉の奥地に住んでいたので探せばある、そういえばあの辺にあったなという感じで、僕らは車を飛ばした(車を飛ばしてよかったのかどうかはもうわからない)。20分ほど走ってお目当ての場所は見つかった。さすが千葉の田舎だ。国道沿いにぼんやりと蛍光灯の灯りに照らされて、エロ本の自販機があった。エロスの内容はどうでもよかった、エロ本自販機という衰退しつつあるエロスの文化に触れ、興味と達成感を満たしたいという「エロスへの冒険」でしかなかったし、僕らにとってエロスとはそういうものだった。おかずとしてはアダルトビデオがあったし、自販機に揃えられたエロスは正直しょうもないものばかりで、その中でとりあえず決めたエロ本の金額を投入しボタンを押した。「ゴトッ」という音とともにノスタルジックなエロスが落ちてくるかと思いきや、うんともすんとも言わない。金額は間違いない。何度もボタンを押したが状況は全く変わらない。仕方なく苦情の電話をすることにして至近の公衆電話へ。夜遅くにもかかわらず気のいいおじさんが出た。自販機の故障と場所を伝えると、おじさんは言った。「ほんとごめんな。他にもサービスして何冊か入れて送るからさ、住所教えてくれるか?」僕もM君も当然実家だ。サービスは嬉しいが、実家に送られては困る。どうしようもなかった。「…じゃあ、いいです。」「いいのか? ほんとごめんな。機械の調子が悪いんだ。」冒険はあっけなく終わった。
大野ケイスケ 放送作家、ライター。「ミュージックフェア」「weekend Hips」「深夜喫茶スジガネーゼ」「ユミパン」「SMAPパワースプラッシュ」「髭まかせ」「マイ・クレイジーケンバンド」「巨乳王子」など。
The Girl Who Always Smokes.
今週の煙草を吸う女。
model : 更科青色
編集後記 今日は、昼から福岡郊外の春日という町のお寿司屋さんに行ってきました。昼頃に友達が迎えに来てくれて車で45分ほど。郊外型の回転鮨なのですが、チェーンというわけでもなく、回転しているというわけでもなく、リーズナブルな美味しいお寿司でした。これは、みんなわざわざ行くのがわかりましたね。珍しくお昼から満腹になって、家に帰ってから居眠りしてしまったので、今日の更新が遅くなってしまったことをお詫びします〜。 ------------------------------------------------------------
ニューエロス 第111号 2015年1月31日発行 責任編集、全撮影 常盤響 ------------------------------------------------------------
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