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常盤響の週刊ニューエロス。163


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ニューエロス 第163号 2016.01.30 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル 弓月メイ

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▼目次 ・new eros pictrial #107 sensual pleasure.  model : 弓月メイ ・ニューコラム #148「今週のこと。1月23日から1月29日」 ・大野ケイスケの0721文 「恋濡れ」 ・お知らせ、編集後記











new eros pictrial #107 sensual pleasure. モデル:弓月メイ



ニューコラム #148

「今週のこと。1月23日から1月29日」

1月23日(土曜日) 週末、日本中寒波に覆われるとのこと。特に西日本は雪に注意ということで、食料と灯油を買い出しに。夕食は湯豆腐にした。深夜から雪が降り出した。

1月24日(日曜日) 雪が積もっている。朝の気温は-3℃。どんどん気温が下がっている感じ。昨夜作ったニューエロスを配信。雪と路面凍結で車を出せないので自宅軟禁。データ現像作業を一日中。風呂に入ると、窓ガラスのサッシが凍りついていた。夕食は水炊き。

↑庭や自宅の前など。シーンとしてました。

↑鍋はあったまりますな。


1月25日(月曜日) 1日中雪が降ったり止んだり吹雪いたり。午後になってやっと氷点下じゃなくなった。とはいえ、まだ車を出せないので、今日のラジオ収録は延期してもらった。家で自分のラジオを聞いたけど、思ってたよりもハキハキしゃべっていてなんだか恥ずかしかった。夜はしばらく放置していたMIXに手をいれたり。

この日放送の、福岡LOVE FM 常盤響のニューレコードはデビッド・ボウイ特集。すべて7インチシングルで。

Transit Radio Monday 常盤響のニューレコード 福岡 Love FM 毎週月曜日20時〜21時30分 http://lovefm.co.jp/topics/more/413

1月25日放送分セットリスト。

オープニングの1曲 SPACE ODDYTY / DAVID BOWIE デヴィッド・ボウイの提供曲を3曲。 OH YOU PRETTY THINGS / PETER NOONE GROWING UP I’M FINE / MICK RONSON ALL THE YOUNG DUDES / MOTT THE HOOPLE

ゴーゴー・ニューレコード 特集:追悼デビッド・ボウイ

エンディングの1曲 ROCK ’N’ ROLL SUICIDE / DAVID BOWIE

1月26日(火曜日) 2階のアトリエでレコードを探す。大型の石油ストーブのおかげで快適。夜、雪も溶けてきたので買い出しに行く。夕食は麻婆豆腐。

↑すぐに暖まります。

1月27日(水曜日) 選曲をしてからラジオの収録へ。途中ヨドバシカメラで買い物。帰りに牧のうどんで素うどんとかしわご飯。帰宅後朝までMIX-CDを焼いたりジャケットをプリントしたり。出張の前はいつもバタバタ。前もって準備しておけばこんなに慌てないのだけど。

それから、この日は幾つかのサイトでの掲載がありました。

女性のためのwebサイト ランドリーガールに僕のインタビューが掲載されました。管理人のiraizaさんに昨年取材をしていただいたのです。インタビューはいつも通りのぼんやり&脱線しまくりだったのだけど、文章になるとちょっと恥ずかしいですな。

ランドリーガール http://laundrygirl.jp ・「彼だけが声をかけてくれた」巨匠・篠山紀信に惚れる理由  http://laundrygirl.jp/articles-068 ・セックス下手は学ぶべき!最高のエロスを引き出す写真家の技 http://laundrygirl.jp/articles-069 ・「年収数千万円が数百万の生活になっても変わらない」注目写真家の仕事観 http://laundrygirl.jp/articles-070

それから、ポルトガルのメンズマガジン "Insomnia Magazine"のWebサイトに、前号の佐藤瑠衣さんの写真が掲載されています。ニューエロスでは出せなかった写真もありますので、ぜひ見てください。

http://www.insomniamagazine.com/blog/occasionally-rui-sato-por-hibiki-tokiwa-fotografia-erotica (*現在はwebサイトは休止していてインスタグラムのみのようです)


1月28日(木曜日) 8時過ぎに家を出て空港へ。途中ヤマトでレコードをopusに送る。10時の名古屋行きのjetstarは少し遅れて出発。昼ごろ名古屋到着。栄まで地下鉄で出て、ホテルのチェックイン時間まで間があったので途中の喫茶店でコーヒーとサンドイッチ。ホテルにチェックインした後、幸和あいきさん撮影。20時頃撮影終了。ホテル近くの薬膳ラーメン屋でラーメンと餃子。


↑可愛らしいカップ。

↑幸和あいきさん。

1月29日(金曜日) あまり寝足りない感じで起床。11時からももさん撮影。夕方まで。17時から弓月メイさん撮影。21時頃まで。撮影後、食事。ホテル近くのデニーズでハンバーグ。 名古屋で泊まっているホテル、昔、名古屋でよくDJをしていた時に泊まっていたホテルだった。昔は金谷ホテルという名前だった。その後何度か名前が変わったらしい。


↑ほのかももさん。

↑弓月メイさん。わざと投稿写真風に。




大野ケイスケの0721文

「恋濡れ」


 小学校3年生の時に、中村雅俊の「恋人も濡れる街角」(以下「恋濡れ」)が大ヒットした。ソニーのラジカセを買ったばかりで、ラジオから流れるヒット曲をカセットテープに録音して繰り返し聴いていた。「恋濡れ」も「コーセー化粧品歌謡ベストテン」から録音して、何度も巻き戻しながら必死に歌詞を覚えた。この曲に「アダルトな意味」が含まれているなど露とも知らず、とにかく覚えて歌っていた。「恋人も(雨に)濡れる街角」だと思っていたし、歌詞の「触るだけで感じちゃう」「感じたままを口にしてよ」などはそのままの意味でしかなかった。ただひとつだけ「指先で俺をいかせてくれ」っていうのが、よくわからなかった。「あなたの指先で背中を押して、俺を行かせてくれ」と解釈した。高校生になって、「アダルトな意味」をバッチリ理解するようになり、あらためて「恋濡れ」を聴いた時、その大胆な歌詞に驚いて、笑ってしまった。当時純粋に良い曲だと思い、無邪気に歌っていたが、その内容は声変わりする前の子供が歌うには濃密な世界で、歌うその様は滑稽である。しかし、男女の関係や恋とか愛だとかは、所詮滑稽なものであり、過度にまつり上げるものではない。それは人間の営みのひとつであり「すぐそこ」にあるものだ。その辺に転がっているものである。当時の歌謡曲は、子供にとって意味がわかろうがわかるまいが、豪速球ともいえる様々な男女の恋愛模様を「すぐそこ」に投げていた。そして転がった球を拾い上げた時、大人の階段を上ったのだろう。大人は子供に教えなければならない。歌謡曲は良質なテキストである。知らず知らず歌い、ある時、描かれた世界の意味を知る。子供とカラオケに行く時は必ず「恋濡れ」を歌うようにしている。

大野ケイスケ 放送作家、ライター。「ミュージックフェア」「weekend Hips」「深夜喫茶スジガネーゼ」「ユミパン」「SMAPパワースプラッシュ」「髭まかせ」「マイ・クレイジーケンバンド」「巨乳王子」など。


編集後記 名古屋での撮影、岐阜での出張レコ部から帰ってきました。出張中で配信が遅れてしまい申し訳ありません。楽しかった岐阜での話は次号で書きますね。

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ニューエロス 第163号 2016年1月30日発行 責任編集、アートディレクション、撮影 常盤響 -----------------------------------------------------------------



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